« 2007年1月 9日 (火) | トップページ | 2007年1月11日 (木) »

2007年1月10日 (水)

■メキシコシティー/メキシコ 29ヶ国、106都市目(168日目)

世界遺産に登録されている住宅、「バラガン邸」を見学。

 

住宅として世界遺産登録されているのは、スペイン、バルセロナの

ガウディによる「カサ・ミラ」、「カサ・バトリョ」などと並んで、数少ない例です。

 

 

設計はメキシコを代表する建築家、ルイス・バラガン(1902-1988)。

2002年に東京現代美術館で「ルイス・バラガン展」が開かれて

日本でも多く知られることになりました。

 

バラガン邸は彼自身の自邸で、1948年竣工。

死去するまでの40年間をここで過ごしたそう。

 

「色彩の魔術師」と呼ばれるバラガン。

日本の建築家、安藤忠雄も絶賛する彼の作品に期待を募らせ見学に。

見学は予約制。2日前にメールにて予約しました。

 

 

Rep1330919外観は質素。

周りの住宅に溶け込んでいて、見落としそう。

 

 

 

Rep1330918この小さな表札がなければ

完全に素通りしていたかも。

左上に世界遺産登録のマークが。

 

 

Rep1330924_1少し早く到着したので待合室にて待機。

早速バラガン特有の原色の壁がお目見え。

 

 

 

待つこと10数分、ガイドに連れられ内部を見学。

ちなみに内部は写真撮影不可。

なので以下の写真はバラガン邸を紹介しているホームページから。

 

Rebarrag09エントランス部分。

シンプルで無駄の無い空間構成。

加えて壁一面を単色で巧みに塗り分け、

取り入れる光によってアクセントを加える。

見事、の一言に尽きます。

 

 

 

Rebarrag08書斎。

書棚に「日本のかたち」という和書が置かれていました。 

 

生涯独身だったバラガンの自邸は1人で住むには

広すぎる豊かな空間。

 

彼はこの有り余る空間とカラフルな色彩とで

孤独を紛らわしていたのかと思ってしまいす。

 

2階にはゲストルームなどが配置され、

かつて安藤忠雄がこの部屋に宿泊して、絶賛していたそう。

 

 

屋上にも案内され、ここは写真OK.

最初は写真NGと言われたのですが、日本人には特別な思い入れがあったようで

「君たちは日本人か? ならば写真撮ってもいいよ。」と言われました。

 

聞くと、このガイドさん、かつて日本に行ったことがあり

京都で8ヶ月間、テキスタイルについて勉強していたとか。

 

Rep1330928屋上は四方が高い壁に囲まれ

見えるのは青空のみ。

その壁がバラガン特有の配色で

見事に彩られています。

 

Rep1330930プライベートを守りつつ存在する、その上部の開放感。

まるで青空もキャンバスの一部のよう。

 

 

 

 

 

つづいてバラガン邸から徒歩15分のところにある、

こちらもバラガン設計の「ヒラルディ邸」へ。

 

ヒラルディ邸はバラガン晩年の最後の作品。

こちらは現在も住居人がいるために、運良ければ見学できるとの事。

 

Rep1330940すぐにそれと分かるピンク色の外観。

ベルを鳴らしてみると

家政婦らしき人が現れ、一人70ペソ(700円)で見学できました。

 

 

早速中へ。

ここも内部は写真撮影不可なのが残念。

以下、同じく写真はヒラルディ邸を紹介しているホームページから。

 

Rebarrag12玄関を入ると、もうそこはバラガンワールド。

バラガン特有のリズミカルな配色と計算された光の照射。

 

 

 

 

 

 

Rebarragan02黄色いトンネルの奥には

プールのあるリビングダイニングルーム。

何という大胆な構成!

天井からのトップライトが水面とプールの底を照らし

            独特の世界が広がります。

 

2階から上はプライベートエリアのため見学できず。

 

ヒラルディ邸設計当時、70歳を超えていたバラガン。

その年を感じさせない創意と遊び心に満ちた作品に感動。

 

 

 

続いて、地下鉄で隣駅の国立人類学博物館へ。

 

Rep1330971 南米でも有数の所蔵数を誇る博物館。

メキシコのみならず、南北アメリカ大陸から世界規模に至る

人類と地球の歴史を、模型やジオラマや映像を使い分かりやすく紹介。

 

 

Rep1340085オルメカ文明の「オルメカ巨人像」。

高さは3メートル近くあります。

 

 

 

 

 

 

Rep1340030ハイライトの太陽の石「アステカ・カレンダー」。

直径3.6メートル。

1790年に発見されたもの。

 

 

 

 

 

Rep1340034太陽神を中心として

周りに複雑なモチーフが幾重にも巡らされている。

 

 

 

見ごたえ十分な博物館で、全てを見終わるのに4時間近くかかってしまいました。

| コメント (0)

« 2007年1月 9日 (火) | トップページ | 2007年1月11日 (木) »