« ■リヨン/フランス 18ヶ国、46都市目(60日目) | トップページ | ■ラルブレ/フランス 18ヶ国、48都市目(62日目) »

2006年9月25日 (月)

■フィルミニ/フランス 18ヶ国、47都市目(61日目)9月25日

コルビュジェの作品が多く残るリヨン近郊の都市、フィルミニへ。

 

リヨンから列車で1時間強のこの都市に、「青少年と文化の家」

「スタディアム」「ユニテ・ダビタシオン」「サン・ピエール教会堂」があります。

 

その一つ、教会堂は予算の関係で基段部分のみ作られたまま

1970年代に工事が中止になったまま放置されていた建物でした。

コルビュジェの作品の中にはプロジェクトのみで

実施されず終わっているものも多く、

もしこの教会が完成していれば、明日、明後日と訪れる予定の

「ラ・トゥーレット修道院」「ロンシャンの教会」と並ぶ超大作であった

と言われていた幻の作品

 

2002年頃に予算の目処がついて工事が再開されたという記事があったのですが、

その後音沙汰がなかったので、結局中止のままなのかと思っていたのですが、、、

 

Rep1120506_1何と、ありました。

しかも周りの景色と比べ

すごいボリューム。

 

はやる気持ちを抑えて、まずは周辺から見学しようとするも、

まだ工事中でした。

ほぼ9割がた完成し、あとは内装のみと言ったところ。

 

工事がちょうど昼休みに入ったので、作業員に中を見せてもらえるか

聞いてみたところ、すんなりOKが出ました。

早速中へ。

 

外観にも驚きましたが、

その内部に更に衝撃を受けました。

 

Rep1120740_1独特の形体から構成される内部空間と

壁面の穴からの光が調和して、

崇高な雰囲気を高めます。

ちょうど工事中のため粉塵が舞っており、それが光を柔らかく包み

まるでトルコなどのハマム(サウナ風呂)の中にいるようで幻想的。

 

 

 

Rep1120842_1天井を見上げる。

コルビュジェの特徴的なカラーが反射して

内部を照らします。

 

 

 

 

 

内部の様子↓(動画)

  

図面を見る限り、ほぼコルビュジェの基本設計に近い状態で

工事が進められており、時代を超えて彼の意思が受け継がれているのかと思うと

スケール大きさにも感心しました。

 

その他の建物もガイド付きのツアーで見学できました。

 

Rep1120491_1 「青少年と文化の家」

力強い形体が特徴。

「家」とありますが、文化センターのような

公共施設です。

 

 

Rep1120495_1 「スタディアム」

 

 

 

 

Rep1120986 「ユニテ・ダビタシオン」

マルセイユのものとコンセプトは同じ。

本来3棟建つ予定が、

予算の都合で1棟しか実施されず。

最上階の幼稚園は2000年頃に閉鎖されてしまったとか。

 

 

ガイドの中に教会堂は含まれず、中は入れないと言われたので

ガイド見学前に工事関係者に見せてもらっておいて正解でした。

 

11月末には完成する予定だそうで、オープンしたら

他の建物のように見学者があとを絶たなくなることでしょう。

« ■リヨン/フランス 18ヶ国、46都市目(60日目) | トップページ | ■ラルブレ/フランス 18ヶ国、48都市目(62日目) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ■リヨン/フランス 18ヶ国、46都市目(60日目) | トップページ | ■ラルブレ/フランス 18ヶ国、48都市目(62日目) »