2007年2月26日 (月)

■成田/日本 37ヶ国、130都市目(215日目)

7ヶ月に及ぶ世界一周の旅の最終日。
 
長い道のりでした。
計215日、37カ国を巡った旅。
 
思えばこの旅のルートを企画し始めたのが
昨年の今頃だったでしょうか。
その頃抱いていた夢が、今現実となって終わりを迎えようとしています。
 
 
 
、、、と感傷に浸る間もなく、早朝7時にチェックアウトを済ませ空港へ。

Rep1420379最後のフライト。
全部で33回に及びました。
これだけ乗っても、一度もオーバーブッキングなどによる
ビジネスクラスへのアップグレードはなかったなぁ。


Rep1420401 飛行機は予定通り午後3時半、
成田空港へ無事到着。
ついに世界一周しました!


大したケガや病気もなく、危険な目にも遭わずに帰国できました。

やはり落ち着きますね。
周りは日本人ばかり。
日本語が通じるし、日本の製品、食品が溢れている。
治安に怯える必要も無いし、物乞いもいないし、しつこいガイドの勧誘もない。
当たり前の状況にもありがたみが湧いてきます。


長い旅でしたが、不思議と懐かしさはありません。
アジアまで戻って、バンコク、香港と日本語も街に溢れた都市での滞在が
長く続いていたからでしょうか。

今は旅が終わったというよりむしろ
いつもと同じように、また違う国の次の都市に到着し
ガイドブックを広げ、観光のために市内へと向かう感覚。

“実はこの旅、まだ続くんじゃないか?”そんな気持ちです。
「世界二周の旅」というのも悪くはない?
 
 
さあ、行こう。 次の街、「トーキョー」へ。

Rep1420414



 
 -おわり-

●●旅のコラム13●●

-旅のおわりに-
 

「長いようで短かった」とよく耳にするフレーズ。
この旅には当てはまりません。
やはり「長かった」。

7ヶ月の間でしたが、1年にも、2年にも感じます。
きっと毎日が新しい発見と出会いで濃い内容の連続だったからでしょう。
不思議なことに「やり遂げた」という充実感はあまりありません。 
また次の違う国「ニッポン」へ向かって旅を続ける、といった感じです。
 
唯一、このブログは休むことなくコツコツ書き続けたので
あとでふと読み返したときに、達成感を感じるのかもしれません。
小学生の夏休みの絵日記よろしく、溜めてしまって
思い出しながら1週間分まとめて書いたことも多々ありましたが。

なるべく簡素で伝えやすく、飾らない言葉で書くよう心がけたつもりでいますが
読み苦しい点がありましたらどうかご容赦を。

どんなに遠く離れた地でも、その日に出会った、誰かに伝えたい出来事や風景は
すぐにこのブログを通じてアップすることができ、
読んでくださった方々から即座に反応があった時などは
世の中便利になったものだと、しみじみ感じつつ
明日への活力とさせていただきました。
 
 
 
37カ国、130都市。
実に様々な国と地域を巡りました。
多くの人と出会い、多くの建物を見て、多くの宗教を知り、多くの文化に触れ、
その度、常に日本を意識し、そのギャップについて考えていた気がします。
「日本の常識は世界の非常識」とよく言われますが
良い意味においても悪い意味においても
それを改めて実感した旅でした。

またこの旅は、眠っていた歴史の知識を呼び起こすものでもありました。
頭の中に断片的に散らばっていた歴史の知識が
都市を訪れる度に繋がった時の小さな感動。

遠く離れた地の文明にある共通点は
もともと世界は一つだったことを物語っていました。

いつの時代からか人々は互いに憎しみ、争い、文化や自然を破壊していきました。
まさに世界史は戦争の歴史。
絶滅した文明、絶滅した動植物。
その戦史の傷跡はこの旅を通じていやと言うほど目にしました。
 
史実を継承するという点で世界遺産は大きな役割を果たしているでしょう。
また失われつつある自然や動植物を保護する目的でもある世界自然遺産は
今後もその登録数を増やしていくべきものであろうと思います。
それらの多くに今回の旅で出会えたことは貴重な体験でした。
 
 
 
心の琴線に触れた多くの出来事と風景-
 
・恐怖を覚えた薄暗いモスクワの地下鉄。
・バルト海、船のデッキで感じた心地よい北欧の風。
・緑と溢れる木漏れ日の光の中、静かに佇むスウェーデンの森の墓地。
・ドナウ川とオレンジに輝く夜景、ブダペスト
・人間の理性を問いただされたアウシュビッツ収容所。
・内戦で友人を亡くしたクロアチア人夫妻の悲痛な表情。
・床に雑魚寝して寒さに耐えたイタリアへの船内。
・震えるほどの轟音、F1グランプリ
青の洞窟内に響き渡る船頭の歌うカンツォーネ。
ウィーンの夜の教会、暗闇の中で祈りを捧げる人々。
・目の覚めるようなギリシアの島々の蒼い空。
パリ・オペラ座、鳴り止まぬカーテンコールの拍手喝采。
・スペイン、哀愁漂うフラメンコの手拍子。
・モロッコの砂漠、恐ろしいほどの静寂と満点の星空。
・動物たちの楽園、脅威のガラパゴス
・霧に包まれる神秘の空中都市、マチュピチュの幻想的な朝。
・ボリビアのウユニ塩湖、この世の果てを思わせる真白な大地。
・暗闇の中から徐々に現れるモアイ像のサンライズシルエット。
・雷鳴のような轟音で崩れ落ちる、アルゼンチン、モレノ大氷河
メキシコ、色とりどりのカラフルな壁と青い空。
・穏やかな風と心地よい音楽の旋律、カリブ海の島々。
・人類の作り出した宝石、マンハッタンの夜景。
エアーズロックと果てしなく広大な地平線。
ミャンマーの寺院、人々の敬虔な祈り。
 
 
これらの情景が走馬灯ように頭の中を巡り、
まるで今まで夢を見ていたかのような錯覚に陥ります。
 
 
 
普通の生活では味わえない多くの経験をしましたが、
この旅を通じて「何が変わったか」と言われても
「何も変わっていない」のが正直なところ。
すぐにまた旅行前と同じ生活が始まり
リズムが一転して、喧騒に埋没していくのでしょう。
 
ただほんの少し、改めてこの「ニッポン」という国を
好きになった自分達がいるのは間違いないようです。
世界を見つめるよりもまず、自国の文化を見直すほうが先なのではと実感しました。
 
そして改めて「日本人であること」。それを強く意識させられる旅でもありました。
今後、ことあるごとに「世界の中の日本」を意識する機会は多くなるでしょう。
 
旅を終えた今、日本の素晴らしい文化や伝統を
海外に対してもっと誇っても良いのではないかと感じています。

日本人が思うほど「ニッポン」は悪い国ではない。
 

 
 
最後に、この旅の実現を暖かく見守ってくれた家族、親戚、友人、旅先で出会った方々、
ブログを愛読していただいた全ての方々へ、この場を借りて深く御礼申し上げます。
どうも有難うございました。
      
                        2007年2月26日 成田空港第2ターミナルにて

 

 

2007年2月25日 (日)

■香港/中国 37ヶ国、130都市目(214日目)

観光の最終日。

 

香港の観光名所、香港島の眺められるプロムナードへ。

 

九龍島からの眺め。

Rep1420378

 

 

 

 

香港のエネルギッシュな経済や生活がぎっしりと詰まったスカイラインです。

 

 

観光らしい観光はこれで終了。

そのあとは今日も昼間からグルメとショッピング。

 

胃腸薬で、疲れ気味の胃に鞭打ちながら

飲茶→甘味→飲茶→甘味・・・を繰り返し。

食するもの全てが美味しい!

アジアを、特に香港を最後に訪れて良かった。。

 

 

何日も滞在したいですが

もうこれ以上、ここにいたらヤバイです。

太ること確実。

 

ということで、明日予定通り帰国することにします。

 

 

2007年2月24日 (土)

■香港/中国 37ヶ国、130都市目(213日目)

いよいよ最終の訪問地、香港へ。

バンコクからは2時間半のフライト。

 

分厚かった世界一周航空券のチケットも、残すはあと1枚、香港-成田のみ。

そして旅も残すところあと3日となりました。

 

香港は私たち二人とも1度来たことがあるので

今回の目的は食事とショッピングのみ。

 

特に本場の中華料理を食するのは、旅を締めくくるのに最高のイベント。

長い間、待ちに待っておりました。

旅の後半はずっと二人で

「早く香港で美味しいもの食べたい・・」

と話していたような。

 

 

Rep1420206早速街中へ。

活気のある香港の中心街。

 

 

 

Rep1420229ホテルと連結しているショッピングモールの

「ランガム・プレイス」。

東京の六本木ヒルズと同じデザイナー

ジョン・ジャーディー氏によるデザイン。

日本の法規では実現不可能な

ダイナミックな吹き抜け空間が見もの。

 

 

夜は広東料理に舌鼓を打ち、久々の香港を満喫。

やはり、中華料理に安心感を覚えてしまう私たちでした。

 

 

今日のHOTEL: <Langham Place Hotel > ■■■■■+■

(繁華街中心の5つ星ホテル。

 出来てまだ新しく、「ハイテク・ホテル」と言われるほど設備が充実。

 地下鉄駅、ショッピングモールにも直結し至極便利。

 

都市の物価:  水500ml 5.4HKドル(80円)

          コーラ500ml 7.2 HKドル(110円)

          スターバックス・ラテ トール 26 HKドル(390円)

          ビックマック 12.3HKドル185円)

●●旅のコラム12●●

-訪問国所見-

 

多分、この旅を終えてから周りの方々に多く聞かれるであろう質問は、

「どの国が行って良かったか?」

だと思われるので、予め大まかにここに記しておこうかと思います。

 

その国や街の印象を決める要素として、私たちの旅の中では

・宿泊したホテル

・ご当地の食事

の良さが理由の8割を占めてしまう、という特別な条件が反映されてしまうのですが。。

 

とはいえ、訪れた国は総数37ヶ国。

選定はかなり難しいので、とりあえずヨーロッパ、北中米、アジア・オセアニア

に分けてのベスト3。

 

―ヨーロッパ―

1.       イタリア

2.       スペイン

3.       クロアチア

 

―北中米―

1.       ペルー

2.       チリ

3.       ボリビア

 

―アジア・オセアニア―

1.       ミャンマー

2.       香港

3.       オーストラリア

 

と、まずここまで絞るのに選外となった国がボーダーライン上に多々あり。

それぞれの国と印象深かった街を挙げると以下の通り

 

 

ヨーロッパ1位、イタリア

 

いわずと知れた芸術の都の数々のイタリア。

特に印象的だった街が、トスカーナ地方の古都「シエナ」。

中世の趣が多く残る美しい街並みと、世界一美しいといわれるカンポ広場。

そして実はここシエナにて、二晩連続で食したお気に入りのレストランの味が

忘れられず、その印象がイタリアを1位に押し上げたと言っても過言ではない。

またその他にも、丘の街「アッシジ」、屈指のリゾート「コモ」、水の都「ベネチア」など、

枚挙にいとまが無い。

ということで、文句なしのヨーロッパ部門1位。

 

 

ヨーロッパ2位、スペイン

 

実に2週間以上かけ、多くの街を訪れました。

行く先々で名物料理に出会い、出費の多かった国。

また、フラメンコなど独特の郷土の文化に触れられたのも印象深かった。

 

 

ヨーロッパ3位、クロアチア

 

ホームステイを快く受け入れてくれたホストファミリーの暖かさが心に沁みた街。

「アドリア海の真珠」と呼ばれる世界遺産指定された旧市街は目を疑うような美しさ。

まだまだ日本人にはなじみの無い、オススメの一国。

 

 

 

 

 

北中米1位、ペルー

 

北から南へと様々な乗り物を乗り継いで縦断。

ナスカ、マチュピチュ、チチカカ湖など各地に違った表情があり、見ごたえ十分。

特にお土産物の種類の豊富さは随一。

  

 

北中米2位、チリ

 

ここはチリに属している「イースター島」の存在が大きい。

もう一度どこに行きたいかと聞かれたら、イースター島は外せないかも。

その他南北に細長い国とあって、南部パタゴニアなど違った生活も見もの。

  

 

北中米3位、ボリビア

 

ここもまだ日本人にはなじみの無い国。

すり鉢状の首都ラパスの景観は見事の一言に尽きる。

ウユニ塩湖や赤い湖ラグーナコロラダなど手付かずの自然が豊か。

 

 

 

 

 

アジア・オセアニア1位、ミャンマー

 

仏教大国ミャンマー。

まずもってそのビルマ文字の丸っこい形からしてユニーク。

訪れる都市により仏像の形態も様々で興味が尽きない。

 

 

アジア・オセアニア2位、香港

 

食の宝庫。

この旅中ずっと求めていた味がここ香港に集約。

 

 

アジア・オセアニア3位、オーストラリア

 

ウルルの壮大な大自然。

動植物も種類が豊富で都市と自然のバランスが絶妙。

 

 

 

 

このランキング、夫婦2人でかなり意見が分かれるかと思いましたが、 

意外とあっさりと決まりました。

その場所場所で受けた感動が同じだったという証拠でしょうか。

 

特に上述のイースター島はその神秘性、豊かな自然、南国特有の大らかさなど

すべてに心をリラックスさせてくれる要素が多く、オススメの観光地。

時間とお金さえ惜しまなければ、極上の旅ができること間違いナシ。

 

そして国としてではなくピンポイントでしか観光していませんが

ガラパゴス諸島は本当に行って良かった。

動物の楽園、ツアーの毎日が新しい発見の連続。

スケジュールがきつかったり、船酔いとの格闘も大変でしたが

もしかしたら、ここが「行ってよかった場所」一番かもしれない。

 

 

ボーダーライン上の選外の国、街についてはここでは書ききれないです。

そしてコレだけ多くの国を回っても、まだ行きたい国がたくさんあるのも事実。。

 

 

2007年2月23日 (金)

■バンコク/タイ 36ヶ国、129都市目(212日目)

午前中にヤンゴンからバンコクへ約45分のフライト。

 

ようやくまた都会に戻ってきたという感じです。

 

ミャンマーでの疲れを癒すために夕方からマッサージを受け、

リラックスするはずが、タイ古式マッサージの

独特のつぼ押しに悲鳴を上げる寸前。

終了後は逆にぐったりと疲れが出た感じでした。

2007年2月22日 (木)

■チャウタン/ミャンマー 36ヶ国、129都市目(211日目)

午前中は珍しい水上パゴダを見学にチャウタンの村へ。

 

Rep1420023対岸の船着場から見えるパゴダ。

川の中州にあります。

 

 

 

Rep1420039渡し舟でパゴダへ向かいます。

一人2000チャット(200円)。

地元の人は50チャット(5円)で渡れるそう。

 

 

Rep1420070日本の厳島神社のような建てられ方です。

 

 

 

 

 

午後はマーケットへ行き買い物などをして

ミャンマー最後の1日を楽しみました。

 

 

まだまだ発展途上のこの国は魅力に溢れていました。

 

多くのアジアの国を訪れたことがありますが

ミャンマーはとりわけ不思議な国。

 

信仰心の厚い国民。

人々は金銭的な豊かさは求めず、利益をパゴダに寄進することにより救いを求めます。

 

それに反して軍政の国家。

いまだに自宅軟禁を余儀なくされているスーチー氏。

 

どこか矛盾を孕んでいるようにも感じる面が多々ありました。

信仰心ゆえの貧しさか、貧しさゆえの貧困か。

仏教と軍政は共存するのか。

 

いろいろと考えさせられるミャンマーでの滞在となりました。

 

 

●●旅のコラム11●●

-宗教と貧困-

 

この旅で多くの国を訪れ、様々な宗教と出会いました。

どの国でも人々の信仰心は厚く、その文化の多様性に

改めて世界の広さを感じました。

 

日本人は宗教心が薄いとよく言われます。

もちろん日本にも各地方により様々な祭や宗教行事があり

外国からも観光客が見学に来るほどではありますが

どこか単なるイベントとして行われている感があり、他の国のそれほど

本当の信仰心の込められたものでは無いように感じてしまいます。

クリスマスに代表されるように。

「産まれたときは神社へ、結婚式はキリスト教会へ、亡くなったときはお寺へ」

という代表的な習慣にしてもそうですね。

 

私たちも特にこれといって深く教義などを学んで信仰している宗教はありません。

今回の旅の中で感化されてその信者になった、ということもありませんでした。

当然と言えば当然ですが。

 

ただ、本当にその敬虔な人々の祈りや壮大な宗教建築などを見ると

「本当に神様(仏様)っているのではないか?」と頭をかすめることはありました。

 

人間はもともと弱い生き物です。

宗教がその人々の心の救いになることは周知の事実です。

そしてまた宗教は様々な弊害や災いをもたらしてきたことも事実。

  

歴史上の戦争は宗教の対立によるものがほとんどです。

「神」の名をもとに繰り返されてきた争い。

日本も例外ではありません。

 

そして21世紀を迎えた今でもなお、宗教上の対立による戦争は絶えません。

 

 

宗教と言えば、昔ながらのカースト制度の色濃く残るインドでの話。

かつてバラモン教の一部として作られた階級差別です。

このカースト制度の一面を見たことがあります。

 

インドのあるホテルに宿泊した時のこと。

バスルームにタオルが無いことがありました。

ハウスキーピングにその旨を伝えると隣の部屋がちょうど清掃中で

廊下にタオルの替えがあるにもかかわらずその人は

他の清掃員を呼んできてそのタオルを取替えてもらっていました。

 

よく話を聞くと、その人は便器の掃除しかできないとのこと。

それもその理由が、カースト制によるものなのだとか。

仕事上としてではなく、便器の掃除という(ヒンズー教上の意味での)「不浄な」

役割しかしてはいけないのだということなのです。

それ以上の、客にタオルを渡すなどという行為は、

カースト制によりやっていけないのです。

いまだに人が人として扱われていない現実を目の当たりにした一面でした。

 

 

この今でも残るカースト制の名残。

人々は生まれながらに決められたその階級制の定めに従い、

向上心を失ってしまっているという現実があります。

 

低いカーストに生まれたのだから、いくら努力しても良い生活は望めない。

だから努力をしない。そして貧困から抜け出せないという悪循環が起きてます。

 

またこの旅で訪れたミャンマーでも、信仰心の強い特に地方に住む人々は

自分たちの生活を良くしようとはあまり思わずに満足してしまい

稼いだお金を貯めずにお寺への寄付に使ってしまうと聞きました。

 

 

ただ一つ言えることは、貧困だからといって心まで貧しくなるわけではないということ。

これは厚い宗教心が心を豊かにしているためだとも思われます。

 

逆に貧困が心を貧しくする場合も時にはあります。

人をだましたり、盗みを働くようになったり。

 

宗教と貧困の相関関係は奥が深く、私たちのようなある意味

宗教心の希薄な国民にとっては、容易には理解しがたい問題だと感じました。

 

2007年2月21日 (水)

■バゴー/ミャンマー 36ヶ国、127都市目(210日目)

ゴールデンロックを後にし、一路古都バゴーへ。

 

Rep1410916山頂からの帰り道は体調が優れないこともあり

荷物をポーターに運んでもらいました。

下り約30分で一人分1000チャット(100円)。

これは頼んだほうがお得。

 

 

 

麓から車で来た道を引き返し約2時間、バゴーに到着。

 

Rep1410988バゴーで有名な観光地は大寝釈迦仏。

入口の参道からの眺め。

 

 

 

Rep1410979全長55メートル。

994年に建立されたもの。

綺麗な顔立ちの仏様。

 

 

 

Rep1420002次に訪れたチャイ・プーンパゴダ。

高さ30mの柱4面に4対の座仏。

 

ミャンマーには地方により大仏の祀られかたも様々で

そのバリエーションの多さに、興味が尽きません。

 

 

 

 

 

帰りがけの風景。

 

Rep1410730ミャンマーのバス。

箱乗りなど当たり前。

乗せられるものは何でも乗せる。 

 

 

Rep1410460僧侶だって空いているスペースがあれば

よじ登ります。

 

 

 

Rep1410406バイクも家族みんなで乗るのが基本のようで。

 

 

 

 

 

●●旅のコラム10●●

-ビックマック指数-

 

このブログの中で、訪れる国が変わる度に都市での物価を

書き込むようにしています。

 

その中で毎度のことながら「ビックマック」の値段を載せているのですが

これには訳があります。

 

世の中には何やら「ビックマック指数(BicMac Index)」なるものがあるようで

調べたところによると・・・

 

 

いわずと知れたマクドナルドの「ビックマック」。一番豪華なハンバーガー。

ほぼ全世界で同一品質のものが販売されています。

 

この値段設定は原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、

さまざまな要因を元に単価が決定されるため、

各国の経済状況を如実に反映し数値化することが容易なのだそうです。

 

イギリスの経済専門誌『エコノミスト』(The Economist)によって考案されたそうで

信頼を置ける基準ではないかと。

 

なのでこの旅の中でも、まず訪れた国でビックマックの値段を調べることによって、

都市の大まかな物価の様子を把握しよう、と試みた訳です。

 

なにも興味本位で調べているだけであって、マクドナルドに入って

ビックマックばかり食べているわけでもないので、あしからず。

 

 

これまで訪れた国の中で値段の高かった国ベスト3。

 

・フィンランド(640円)

・ノルウェー(640円)

・スウェーデン(495円)

 

値段の安かった国ベスト3。

 

・香港(185円)

・ロシア(220円)

・タイ(220円)

 

こうしてみると、必ずしもその国の物価とビックマック指数が

正確に連動しているわけでもなさそうなのですが、

あながち大きく間違っていないような気もします。

 

 

また、ビックマック指数と同様に国の経済状況を測る「コカ・コーラ指数」

なるものも存在するようです。

 

コカ・コーラなどはそれが売られていない国を探す方が難しいほど

メジャーな飲み物ですが、

これはその国での購入場所によって値段がまちまちなので

正確なデータが取れないという欠点があります。

 

特に空港で売られている価格と街中のスーパー等での価格とでは

倍以上の開きがあるため、その判断が難しいです。

 

その点、マクドナルドでの価格は同じ国の中であればどこも同価格なので

比較するには最適な商品なのでしょう。

 

なのでコカ・コーラの場合、参考程度に街中のキオスクなどで売られているもので

500mlのボトルの値段を調べて、ブログ中では書き込んでいます。

あとは500mlのミネラルウォーターの値段も参考までに。

 

 

その他「スターバックス指数」という指標もあります。

各地で売られているカフェラテのトール(日本で言うスターバックスラテのトール)

の価格を比較するもの。

ただしマクドナルドに比べると店舗が普及していないので

比較するには母体が少なすぎます。

 

また、最近ではオーストラリアで「iPod指数」なるものも提唱されているとか。

いろいろな指標がありますね。

 

 

バスや地下鉄などの公共料金などは、その国の庶民層の生活レベルを

如実に表すと思うので、今となっては、初めからそれらを調べていた方が

良かったような気もします。

 

2007年2月20日 (火)

■チャイティヨー/ミャンマー 36ヶ国、126都市目(209日目)

マンダレーから飛行機でヤンゴンへ戻り、次の街チャイティヨーへ。

 

この街は山頂にある巨大な石の上に立つパゴダ、

別名「ゴールデン・ロック」で有名。

 

Rep1410731麓の村キンプンからトラックに乗り換え。

40人が荷台にスシヅメ状態。

道中は悪路でかなりの難業。

 

 

30分トラックに揺られ、その先からは1時間の登山。

目指すは山頂にあるゴールデンロック。

 

Rep1410745はるか彼方に金色に輝くパゴダが。

 

 

 

 

Rep1410744ハードな道のりに、欧米人たちは次々とダウンし

籠屋を利用しています。

片道12ドル。

 

 

利用するまでも無いだろうと思い歩き始めました。

が、想像以上の坂路と厚さにかなりグロッキー気味。。

Rep1410748村の女性たちは頭に荷物を載せ

涼しげな顔で登っていきます。

 

 

 

Rep1410750ようやく近づいてきました。

急斜面の上にある姿が良く分かります。

苦節1時間、ようやく山頂へ。

 

 

Rep1410793これがゴールデン・ロック。

見事に輝く金色の岩。

 

 

 

Rep1410813近づいて見ると危ういバランスで

崖の縁に置かれているのが分かります。

 

 

 

Rep1410812この岩、人の力で押すと揺れるのです。

パゴダの不思議な力により

落ちないと言われています。

 

  

 

 

 

Rep1410824下からの見上げ。

見る角度により迫力も違います。

 

 

 

 

 

 

Rep1410806金箔を貼る人たち。

岩には男性しか触れません。

 

 

 

Rep1410801夕日の沈む山頂。

夕方になるにつれ

観光客も多くなります。 

  

 

Rep1410852夜はライトアップされ

また違った表情が。

 

 

 

 

 

 

お釈迦様の朝食の時間は早朝4時だったそうで

人々は山頂の境内で夜を過ごして

お供え物を我先に、と4時になると同時にお参りを始めるそうです。

 

暑いミャンマーでもこの地方の山頂は涼しく、夜は10℃を切ることも。

それでも信者は毛布1枚で朝を待つのだそうです。

 

 

今日のHOTEL: <Kyaik Hto Hotel > ■■□□□

(山頂のゴールデンロックの近くにあるホテル。

 ゴールデンロックの眺められる部屋に宿泊。

 設備は乏しく、温水シャワーが出ない時間帯も。

 

 

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